« にほんのワイドボディ機・国際線用長距離仕様編 | トップページ | 「どこでも My Mac」の「画面共有」が復活 »

2012年9月26日 (水)

にほんのワイドボディ機・貨物型編=日本の貨物専用機

最後に、貨物型。
DC-8の貨物型も加えて「にほんの貨物専用機」を兼用。

まずJAL。
JALは、1965年のDC-8F-55型から貨物機の運航を始めている。8F型は混載型であるが、後に貨物専用として使われたようである。その後62AF型を加え、1972年から79年の8年間は7機のフリートを形成した。
その後1974年から747の導入が始まる。当初は、1977年の100型からのSF型改修1機を除いて、パンナムの中古機2機を含めて200F型の導入が1980年代いっぱい続いた。1991年に中古機を購入してSF型改修した200B/SF型1機をもって導入は一段落する。1990年代のフリート数は8〜11機である。
その後2000年から、まず200B型2機のSF型改修、400F型2機の増備が始まった。400F型はベアメタルが特徴であった。そして2006年から200F型、200B/SF型を置換えるように、400型が6機BCF型改修された。2010年の貨物専用機廃止時には、クラシック型は退役を完了し、400F型2機、400/BCF型6機であった。6機目のBCF型は、改修されたものの運行されることなく売却された。
767は、2007年に300F型が3機導入され、貨物専用機廃止まで運用された。

次いで日本貨物航空(NCA)。
NCAは、ANAと海運各社合弁の貨物専門航空会社として設立された。
1984年の就航は200F型の新造機でスタートし、1991年までに200F型6機のフリートを形成した。1993年以降はANAから移籍したSR型, 200B型のSF型改修を5機増備し11機体制となる。
2005年には、400F型の新造機を受領する一方、ANAが経営から撤退し日本郵船系列の会社となる。その後クラシック型を急速に淘汰し、2008年には400F型8機体制に移行した。400F型は他に2機を所有し、海外にリースしている。
2012年からは、ローンチカスタマーである8F型の受領が始まった。2014年よりの10機体制が表明されているが、余剰の400F型はリースに廻されるものと考えられる。

3番目はANA。
2005年にNCAから撤退したANAは、これを見越していたのか、2002年から767-300/F型の導入を始めている。2006年までに300/F型4機を導入した後、2008年からは300/ER型のBCF型改修を始め、2010年までの3年間で7機を改修した。
一方、300/F型は、BCF型が揃った2011年に2機を放出している。余剰機はリセールバリューの高い新しいものから放出するANAならではの措置である。

最後にギャラクシーエアラインズ(GXY)。
佐川急便傘下のGXYは、2006年10月31日に就航したが、原油価格の高騰などに対応できず、2008年9月28日に運行を終了した。わずか2年足らずであった。
機材はA300-600型を2機導入し、1機目は元中華航空の600R型を貨物型に改修したもの、もう1機は貨物型の新造機であった。

日本の貨物専用機は、JALの撤退、GXYの失敗を経て、ワールドワイドに展開する日本郵船傘下のNCAと、那覇をハブに東アジアに展開するANAの2社が運行し、紆余曲折を経て総数十数機の体制に収束している。

ということで、特に更新はないが、関連する機種のリスト。
にほんのボーイング747
にほんのボーイング767
にほんのエアバスA300
にほんのダグラスDC-8

Widebody_cargo

« にほんのワイドボディ機・国際線用長距離仕様編 | トップページ | 「どこでも My Mac」の「画面共有」が復活 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/208965/55752829

この記事へのトラックバック一覧です: にほんのワイドボディ機・貨物型編=日本の貨物専用機 :

« にほんのワイドボディ機・国際線用長距離仕様編 | トップページ | 「どこでも My Mac」の「画面共有」が復活 »