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2012年5月15日 (火)

「にほんのノール262」公開

1970年以降の分析グラフを描くための非現役機シリーズそのX。

にほんのノール262

「Nord」と書いて「ノール」と読むのは、ローマ字文化の日本人には無理がある。
「e」を「う」と読ませたり、男性名詞と女性名詞とか、複雑怪奇な動詞の活用とか、フランス語の単位が足らない夢をいまだに見る。

この機種は、国内では1974年まで運用されたことになっているが、どうも妖しい。

JAレジとしては、3機とも1968年の年末以降トーメンの所有となり、1974年まで登録されているが、定置場はマニラとなっている。
rzjetsでは、1969年以降フィリピンのレジでフォリピンの航空会社で運用されたことになっており、定置場マニラと符合している。
一方、WikiのJASの項では、1971年のTDAへの合併時には「若干数のヘロンを除いて保有機の大半がYS-11となり、この後1年は2機種のみでの運航」とある。

いろいろググってみると、PI-C966のFilipinas Orient Airways塗装の写真が見つかった。(eBayの出品物の写真なのでいつまでリンクが持つやら)

以上から、1969年以降はトーメンからフィリピンにリースされていた、しかし自らの権原を国内で明示したいトーメンはJAレジを維持した、その結果二重国籍になってしまった、と想像。

国内では1968年末で退役したとすると、運用期間は2年半〜3年と極めて短期間。
YS-11に対する保険的な意味合いがあったのだろうか。にしてはあまり実績のない機種ではあるが。

また、製造番号2番のF-BLHQを短期間ノール社からリースしたとの情報もあるが、ますます真偽が不明なので却下。

ということで、1970年には既に退役済みの機種となってしまい、せっかくリストを作ったのにスカ。

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