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2012年5月31日 (木)

1970年以降のにほんのコミューター機、40席未満篇

非現役機シリーズの成果を使って、70年以降に現役だった40席未満のコミューター機のまとめ。
40席未満であること、またその導入の経緯から、DHC-8-100/200を含める。
なおグラフは、民間航空会社のみで作成しており、官公庁の所有機は含まない。

70年代初頭はヘロンがまだ残っていたが、どれほど運用されていたかは判然としない。

その後、アイランダーとDHC-6の導入が進む。
機数ではアイランダーの割合が高い状況が90年代半ばまで続く。アイランダーの退潮は意外と遅く、05年以降。
DHC-6は、機数的にも、座席数的にも、70年代から90年代の前半まで、日本の南端と北端の離島空路を支えていたことがわかる。

80年代以降、すなわちバブル期以降、トライアンダー、ドルニエ、バンデイランテ、ジェットストリーム、ビーチ1900と、多彩な19席級の機種が少数ずつ就航するが、いずれもあまり長続きせずに撤退したり、より大型の機種に転換されたりして行く。わが国の諸条件の中で19席級による路線運営はかなり難しいようである。
生き残っているのは、伊豆諸島路線のドルニエのみで、これは近年アイランダーから大型化されたものである。伊豆諸島は、ジェットフォイルなどの高速船が就航していないにも関わらず、ある程度の人口や観光需要があるため、19席級が生き残れているのではないだろうか。

90年代以降は、真打登場というか、40席弱級のサーブとDHC-8-100/200が現れ、機数はもとより、座席数の大幅増をもたらす。ここ10年ほどは安定した状況が続いており、やっと離島などを結ぶコミューター路線運営の勘所がわかってきたということか。
近年のJAL、ANAとの提携による知名度の向上やチケット販売の効率化なども、効果を上げていると考えられる。

特に更新はないが、関連する機種のリスト。
にほんのデ・ハビランドDH-114ヘロン
にほんのブリテン・ノーマン アイランダー
にほんのデ・ハビランド・カナダDHC-6ツイン・オッター
にほんのドルニエ228
にほんのエンブラエルEMB-110バンデイランテ
にほんのBAeジェットストリーム31
にほんのビーチクラフト1900
にほんのサーブ340
にほんのボンバルディアDHC-8


commuter_u40_planes

commuter_u40_seats

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